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取り組み自慢 EFFORT

あいうえお五十音図 薬王院温泉寺住職 明覚さん

加賀温泉郷とにほんご文化

その昔、日本国の文化は大陸、多くは中国方面からやってきました。 その大きな産物が「仏教」です。今から、1,300年前、奈良平安の時代、インドからシルクロードを通って日本にもたらされたものです。 当時の言葉がサンスクリット語で、仏典もそのサンスクリット語で書かれていました。
現在、私たちが耳にするお経は漢字で書かれているのが、一般的です。これは本来サンスクリット語で書かれた仏典を漢字に翻訳したもので、正確に言うと「漢訳仏典」というそうです。中国の人が判り易いように書かれたもので、サンスクリット語で書かれた原典とはまったく違った内容になっているそうです。
ここで、漢訳経典ではなく、サンスクリット語で書かれた仏教経典の教えを知りたいと、中国に渡ったお坊さんが、空海です。空海は命を懸けて、長安でサンスクリット語を極めたそうです。その仏典を日本に持ち帰り、高野山を開山しました。
空海が没してから仏教経典を継承する人は無く、100年近くたってサンスクリット語を勉強し、話せる人が現れその配列に注目し、曼荼羅を読み解くすべとして、「五十音図」の配列を研究し、現在の五十音図の基礎を作った方が、明覚さんだったのです。
山代温泉の薬王院温泉寺の裏山麓の境内には、今も、祠に五輪塔が安置され、明覚のさんの供養塔は国の文化財に指定されています。

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